プランの特徴

組み込み車庫付き、狭小間口3階建て4LDKのプランです。家事コーナーが併設され便利ですが、リビング階である2階にトイレがないのが難点です。

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間取り図、解説

間口が狭い3階建ての間取り 家事コーナー、カーポート付 北玄関 4LDK 42坪の間取り例
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この間取りの長所・短所 解説

この間取りの長所

  • 間口の狭い敷地に適した、土地の有効利用が図れる間取りです。組み込みカーポートと、5人家族に対応できる部屋数を確保し、コンパクトにまとめています。
  • カーポートは若干狭いですが、普通車が格納できます。この計画ではカーポート床面積全てが緩和規定により容積率算定の床面積から除かれますので、土地の有効利用が図れます。
  • リビングに階段があるため、お互いに顔が見えるコミュニケーションのとりやすい計画になっています。また、階段の昇降口が平面の中央にあるため、各階へのアクセスがしやすい間取りとなっています。
  • キッチンはセミオープンとすることでダイニング・リビングに視線を送れるため、家族とのコミュニケーションがとりやすい間取りとなっています。
  • 家事コーナー裁縫などの家事や、家族みんなでの調理、主婦のプライベートスペースとして利用できとても便利です。
  • 寝室は他室との独立性があり、落ち着いた空間といえるでしょう。
  • ホール(3階)は細長くなく、ゆとりがあり、各部屋へのアクセスがとてもしやすいでしょう。
この間取りの短所

  • 3階建ては土地の有効利用が図れる反面、2階建てよりも耐震上不利となり、構造コストが増えます。また、構造計算によって安全を確かめる必要があるので、設計の手間と時間も増えます。
  • リビング階段は家族間のコミュニケーションがとりやすい反面、プライバシー性を損ないます。来客中に上下移動が頻繁にある場合など、お互いに落ち着かないことがあります。
  • 水廻りが分散していて毎日の家事移動の負担が大きくなります。
  • 便所(1階)の位置があまりよくありません。ゆとりのない玄関ホールなのでよけいに使いづらさが際立ちます。2階に便所がないのも不便です。
  • カーポートの間口が狭いため、右ハンドルの場合は、頭から入庫しなければならず不便です。条件が許せば、左右反転のプランにするとよいでしょう。
  • キッチンはセミオープンの場合、音とにおいの遮断性を失うので、リビングの快適性が損なわれます。(食器を洗う音でテレビや会話の音が聞こえないなど・・・)