プランの特徴

玄関土間床収納が併設された4LDKの間取りです。土間床収納が玄関と住戸内にそれぞれ出入り口があるため、使い勝手の良い収納スペースとなっています。水回りもとても使いやすい計画となっています。

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間取り図、解説

土間床のある間取り バルコニー付 北玄関 4LDK 35坪の間取り例

この間取りの長所・短所 解説

この間取りの長所

  • 土間床収納は自転車、ほうき、スコップ、釣竿、スキー、工具、子供の外用おもちゃ、食品などの収蔵に便利です。屋外物置に置いておくのはちょっと・・・かといって部屋に置いておくのも・・・といった中間的な物の収納や趣味用品の保管にも便利です。日常、屋外物置との往復を繰り返している人は、この土間床のありがたみがわかるはずです。土間床は、玄関廻りがモノであふれるといったことを解消し、また、このスペースを軽作業や趣味のスペースなどにすることも可能です。
  • ループ動線が1階に3箇所あるため、各室のアクセスが非常に良く、効率よく各室を移動できるため、毎日の掃除などが楽です。1階洋室は生活動線が独立しているため、プライバシー性があり同居などに向いています。
  • リビングに階段があるため、お互いに顔が見えるコミュニケーションのとりやすい計画になっています。また、階段位置が1階の中心にあり、2階へのアクセスもよく、階段の下りる向きもリビングに直接向いていないため、プライバシー的にもバランスの取れた階段配置といえるでしょう。
  • 水廻り-ぐるっと一回りできるため、回遊性があり動きやすく、家族の生活動線とも分離されているため、毎日の家事、朝の混雑時、来客時にリビングを通りたくないときなどにこの動線の効果が生きてきます。
  • ダイニングはリビングと同等に十分な採光が得られるため、快適な気分で食事ができます。
  • キッチンはセミオープンとすることで視線を送れるため、家族とのコミュニケーションがとりやすいでしょう。
  • キッチン、ユーティリティー、浴室の動線が直線でまとまっており、家事がしやすいでしょう。
  • 寝室は若干狭いですが、広いバルコニーがあるため開放感があります。また、他室との遮音性や独立性も問題ない計画です。
この間取りの短所

  • リビング階段は家族間のコミュニケーションがとりやすい反面、プライバシー性を損ないます。このプランは玄関ホールに近い位置に階段の上り口があるので、プライバシー性を大きく損ねるというわけではありませんが、建具の位置を変えることにより、階段の入り口をホール内にすることも可能なプランです。
  • トイレが水廻りから離れている点が若干難点です。水廻りが分散するということは、配管コストが嵩み、また、毎日の家事・掃除の移動負担が生じます。
  • キッチンはセミオープンの場合、音とにおいの遮断性を失うので、リビングの快適性が損なわれます。(食器を洗う音でテレビや会話の音が聞こえないなど・・・)
  • 土間床は単純に屋外用品用物置として利用するなら、敷地外にプレハブ物置を置くほうが安上がりです。内部に土間床を組み込むことの効用が期待できるライフスタイルかどうかを見極めて採用する必要があります。