プランの特徴
コンパクトに形よくまとめた3LDKのプランです。多少窮屈感はありますが、無駄がないことによるコスト縮減と移動負担の少なさが特徴です。
スポンサーリンク
間取り図、解説
この間取りの長所・短所 解説
この間取りの長所- LDKは広くなくコンパクトにまとまっていますが、広すぎないことが逆に使いやすさを生んでくれる間取りです。物の収納管理がしっかりできる家族であれば、長年の使用を考えると、むしろ遣いやすい間取りといえます。
- コスト面ではコンパクトにまとめていることで優位性があります。廻れる動線としないことで、通路スペースを削減し坪数を抑えています。さらにコストを優先させるなら、2階の納戸や便所をやめることも可能です。
- 階段がリビングと完全に独立しているため、家族間のプライバシー性が高い間取りといえます。
- 水廻りは各室が集中しているため非常に家事がしやすく、設備配管コストも抑えられる間取りとなっています。また、水廻りの収納が充実しているので、窮屈感をカバーしてくれます。
- キッチンはセミオープンとすることでダイニング・リビングに視線を送れるため、家族とのコミュニケーションがとりやすい間取りとなっています。
- 玄関横に収納を設けているので、コートなどの収納に便利です。
- 寝室は南面窓があり、他室との独立性も高く、落ち着いた空間となっています。
- 納戸が2階に広めに確保されているので、物の収納管理がしやすくなります。
| この間取りの短所- 階段の位置はプライバシー性が確保されている反面、家族間コミュニケーションがとりにくい計画となっています。
- 収納スペースがリビング廻りで少ないため、家具やモノであふれる恐れがあります。
- 水廻りが回れる動線となっていないため、家族同士の交錯が生じやすく、効率のよい移動動線も取りにくい間取りといえます。
- キッチンはセミオープンの場合、音とにおいの遮断性を失うので、リビングの快適性が損なわれます。(食器を洗う音でテレビや会話の音が聞こえないなど・・・)
- 回れない動線は廊下などの移動スペース削減には有効ですが、移動上の使いやすさが大きく低下します。どこに行くにも1ルートしかないというのは、長年使用していると、とても不便に感じる場合があります。
|