プランの特徴
使い勝手やゆとりよりも坪数を抑えることを優先した間取りです。規模が小さい2LDKに、さらに廊下に相当する部分を設けず、歩行負担の少ないダイレクトアクセス型の計画とし、コンパクトにまとめています。
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間取り図、解説
Data基本情報
1階床面積:54.65㎡(16.5坪)
建築面積:57.13㎡(17.2坪)
延べ床面積:54.65㎡(16.5坪)
※2人~3人向けの間取りです。
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この間取りの長所・短所 解説
この間取りの長所- ローコストを最優先し、2人の生活に最低限必要な諸室を無駄なく配置した標準的な間取りです。坪数が限りなく低い点が最大のメリットです。なお、住宅としての融資や減税の最低条件となる50㎡もクリアしています。
- 移動距離が短いコンパクト動線となっており、全体として歩行負担の少ない計画となっています。(リビングを中心に主要各室へ直接アクセスできる。)
- 洋室はリビングと一体とせず、独立性に配慮した間取りとしています。
- キッチンがリビングと一体的となっているため、コミュニケーションがとりやすい計画です。
- 水廻りは各室が集中しているため家事がしやすく、設備配管コストも抑えられる間取りとなっています。
| この間取りの短所- ゆとりが削られているため、全体として手狭間・閉塞感を感じます。また、移動距離は短いものの回遊性がないため、若干の使いづらさも感じるでしょう。(坪数を抑えるために無駄を省いたことの反作用。)
- 便所が玄関ホールに隣接しているため、来客時の音やにおいの漏れが気になります。また、洋室からのアクセスが悪いため、毎日の移動負担が気になります。
- リビングが隣接の洋室と一体利用できないため、閉塞感があります。収納も少なめです。
- 収納が全体として少ないため、物を溜めこまない工夫が必要です。
- キッチンは音とにおいなどの遮断性が低いため、リビングの快適性が損なわれます。(調理・洗浄の音、におい、油汚れなど・・・)
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