間口が狭い間取り図について一覧にまとめています。
間取り図面の詳細解説(メリット・デメリット解説)を見る場合は、各ページへ進んでください。
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間口が狭い間取りを計画するときの注意点
間口が狭い間取りは、敷地の間口の制約からそれに合わせざるを得ないものが多いと考えられます。そういう場合は、道路から見たときの間口が狭く、両側の建物が境界線に近接して建っているケースが多いでしょう。
その場合は開口部について
・視線、通風、耐震性
を考慮して計画する必要があります。
視線
隣地側に開口部を配置するときは、できる限り相手の開口部と位置をずらすなどの工夫が望ましいでしょう。視線が直接間近でぶつかるのは、あとに建てる側が配慮せざるを得ません。しかし、規制などはないので、できる限りということになります。
通風
また、隣地側に開口部を設けにくいため、隣接建物の壁も寄っている場合などは通風がとりづらくなります。道路側から縦に風が抜けるよう計画することが大切です。
耐震性
そして、上記の事情から、間口に採光も兼ねて開口部を多くとりたくなるのですが、それが、耐震壁を配置しにくい理由となり、道路と並行方向の耐震性を低下させる方向に働いてしまいます。
道路と並行方向に開口部がどうしても多く必要な場合、さらに、3階建てにしたい場合などは、木造では厳しい場合もあるため、鉄骨造など他の構造で検討する必要があります。
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